いわせんの仕事部屋

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ブッククラブ第3回。

もう1週間以上体調不良が続いてます(涙)
微熱、めまい、頭痛、。。。。年だなあ。。
この週末はひたすら休養につとめました。


     *  *  *


先週の木曜日はブッククラブの第3回。
話し合いもかなりいい感じになってきました。


以前にも書きましたが、今回は
『ノンフィクション』で行っています。
読書というとどうしてもフィクション、物語に偏りがちです。
でもノンフィクションも面白い。

そのすばらしさを、読み、話し合い、深めていく過程で感じてほしいと思ってスタート。
多くの子が読んでいる本にはまっていっているのが嬉しいです。


今読まれている本は、

ユウキ―世界で8番目のたたかいに勝った男の物語 (シリーズ・未来へのつばさ)

ユウキ―世界で8番目のたたかいに勝った男の物語 (シリーズ・未来へのつばさ)


エンデュアランス号大漂流

エンデュアランス号大漂流

これは2グループ


秘密の道をぬけて

秘密の道をぬけて

これも2グループ

マヤの一生 (てのり文庫 477C5)

マヤの一生 (てのり文庫 477C5)



イクバルの闘い―世界一勇気ある少年 (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)

イクバルの闘い―世界一勇気ある少年 (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)



です。
今までは『役割シート』というのを作り、
そのシートに従って予読した内容をメモし、話し合いに挑む、という形でした。


が、今回は、
去年の6年生のノートを参考に、予読して感じたこと、浮かんだ疑問などを自由にノートにメモしてきて話し合うことにしました。


木曜日の25分の語り合い。
とても楽しそうに本のことを語り合っていました。


ノートはこんな感じになってきています。
付箋を上手に活用し始めています。





読みながら、思いついたこと、疑問などを付箋に書き込み、後でノートに整理していく。
この読み方はかなり強力です。



       *  *  *


この日のあるこの振り返りにはこんなコメントが。


★今日のブッククラブの範囲が、ボン(犬)とユウキが死んじゃうところでした。だから話し合いが盛り上がりました。
○○が太った質問をいっぱい出してくれて、みんなが考え、意見を出し合いました。

「ああ!!」

とか

「ああそうかもしれないなー」

とかいろいろな質問が解決していきました。
私は、なぜかブッククラブになると意見や思ったことがいろいろ言えます。それはきっとみんながよく聞いてくれるから話しやすいんだとわかりました。
付箋を6こしか用意していなかったのに、時間が足りない位でした。
最後のブッククラブが楽しみです。



このコメント、とても感動しました。
ものすごい気づきです。
「25分自由に語り合っているけど、先生は全部把握できない。それでいいのか」
「そんなに子ども達に任せてしまっていいのか」

とよく質問されます。
この振り返りを読み、胸を張って「いいんです」
と確信できました。


子ども達はちゃんと学んでいる。
そこを信じられるか否かです。


先生が全ての学びをコントロールできるなんて迷信だし、その考えは子ども達に失礼だと思います。
学ぶ環境があれば、子ども達はちゃんと自分たちで学んでいきます。