「作家の時間」 第1集の出版!
作家の時間の記念すべきデビュー作の文集が今日できました。
早速子ども達と一緒に製本して、1時間目に読みました。
今日のジャーナルではその感想が結構載っていました。
★イワセンへ 今日配られた「しあわせのバケツ」は、○ちゃんのがおもしろかったです!本が濡れているのに、兄が「借りたことあるよ」みたいなところが面白かったです。早く続きを読んでみたい!
★今日の作家の時間に文集がくばられました。私が面白かったのは、○○の作文です。おかあさんと鬼ごっこしているみたいですごくおもしろかったです。悲しい系では○○○のシロが死んじゃった話が心に残っています。どきどき感が伝わってきたのは、○○や○○のでした。
どうなるのかな?というナゾ系で一番よかったのは○ちゃんです。ディズニーランドに行って乗り物が止まってしまったら私もどうなるのかな〜と思います。すごく楽しかったです!
★今日は作家の文集を読んで、○○とか○ちゃんのが面白かったです。俳句とか書いている人がいて、すごいなー、工夫しているなーと思いました。
★文集、みんなおもしろいのばかりだったので、「あれがおもしろい!」「これがおもしろい!」とかいっぱいありました。なかでも一番好きなのは、○○の作品です。その瞬間を私も見たので、よけいおもしろく感じられました。まだ1作目だけど、もっともっと誤字、脱字とか校正とか上手になって、また2作目もがんばってやりたいと思います。
文集をお母さんに見せます!
★1時間目の作家の時間で、みんなの文集を読んで、みんな上手だったなあ〜って思ったよ。私もがんばらなきゃだなあって思った。
文集の最初にはこんな前書きを載せました。
ついにできました!!
国語の作文の時間(クラスでは「作家の時間」と呼んでいます)に書いた作品集。
記念すべき第1作です。
ステキな作品の数々です!宝物のような作品の数々です!
自分たちでテーマを決めて書いてきました。作家ノートに下書きし、自分で修正し友達に修正してもらっていい作品に向けて書き直してきました。
誤字脱字も自分たちで直しました。ですから、まだまだ誤字や脱字があるかも知れませんが、これからこうやって文集に何作品も載せていくうちに、読者(友達や保護者の皆さん)を意識して、じょじょに減っていくでしょう。
仮に先生が直しても。自分自身が、
「間違いなく書けるようになりたい」
「読みやすい字で書けるようになりたい」
と思わない限り、なかなかできるようにはなりません。
ですから、
「字が汚い!」とか「誤字脱字が多い!」などマイナスな面に目を向けるのではなく、記念すべき第1作を、「良い読者」として楽しんで読んでいただき、そしてお子さんに、
「すてきな作品だったね!」
「次の作品も楽しみにしているよ!」
と一言励ましてあげてください。
いい読者がいい書き手を育てます。
我が子がいい書き手になるよう、最初はいい面に注目して、たくさんほめてあげてくださいね!お説教や小言は逆効果の可能性大です・・ただでさえ作文って嫌いだった子が多いのですから・・・
やっと書く楽しさを見つけてきたところ。長い目で子ども達を励ましていきましょう。
目標としては2ヶ月に1回は文集を出していく予定です
(つまり年間6冊以上!)
これからどのように成長していくか、それを楽しみにしていてくださいね!
なんと言ってもまだ1作目!デビュー作ですから!
ぜひクラスの小さな作家達にファンレターをお送りくださいね!
発行人 岩瀬直樹
保護者からどんなファンレターが届くでしょうか。
子ども達と楽しみに待ちたいと思います。
そのファンレターから、子ども達はさらにやる気になって、いい作品を残していくことでしょう!
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今日は算数「小数のかけ算」のテストもしました。
みんなで教え合い、がんばってきました。
とてもいい結果にみんな喜んでいました。と同時に、
「もう少しで目標に行けるね!」
「次の割り算もがんばろう!」
なんて言葉も出ていて、その前向きな姿勢がとてもステキでした。
この子達、まだまだグングン伸びていくな!
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