いわせんの仕事部屋

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1日目スタート

6年生担任になりました。
半分の子ども達の持ち上がりです。
半分の子達とお隣になったのはちょっとさみしいですが、学年がチームになって1年間を過ごすチャンスでもあります。
この1年はクラスと共に、学年をチームと考えてやっていきたいと思っています。



学年を組むのは、今年異動されてきたステキな先生。
明るくて、前向きで、勉強熱心で、本当にステキな方です。
この1年とても楽しみになりました。

その先生は図工が得意!とのこと。
そこで、学年がチームとなって子ども達の成長を支えていく具体的な取り組みの1つとして、授業を交換することにしました。
その先生にボクのクラスの図工を持っていただき、その代わりにボクが隣のクラスの国語の作文の授業に入る。
そう、1年間学年で「作家の時間」ができます!
楽しみ楽しみ!



今日の担任発表。やっぱりドキドキしました。
「やった!」と喜んでくれた子もいてやっぱり嬉しかったなあ。
もちろん「これじゃ気持ちがリフレッシュしないなあ」と思った人もいたでしょうが・・・・
これだけは神のみぞ知る巡り合わせ。





教室では、まず前に集まってもらって話。
「恐れや恐怖ではなく、信頼がベースの教室にしたい」
「僕はみんなと同じクラスになれてうれしい」
「今ここにいること、ポジティブであること、心も体も安全であることをまず大事にしよう」
「最高の6年生になろう」

やや緊張して話してしまいました。
そのあとは、読み聞かせ。
『ありがとうフォルカー先生』を読みました。

ありがとう、フォルカーせんせい (海外秀作絵本)

ありがとう、フォルカーせんせい (海外秀作絵本)

作者のパトリシアさんの子ども時代の実話です。


「ボクはどんなことを願ってこの本を最初に読んだと思う?」
「近くの2,3人と話してみてね」

「困った人を助けられるクラス」
「みんなできるようになるということ」
  
「ボクは一人ひとりがフォルカー先生のように、友達を励ます、助ける人になってほしい。ボクもみんなにとってのフォルカー先生になりたいし、君たちもお互いのフォルカー先生になってほしい」
「トリシャのように、決してあきらめないでほしい。必ずできるようになる!自分の可能性を信じてほしい」
「けっしてエリックのようにはならないでほしいんだ」
「1年間、お互いがお互いのフォルカー先生になって、みんなでゴールを目指そうね」

そんなことを話しながら読みました。







今は、教室がガラーンとしていて、寂しいです。
明日、やっぱりまずは教室作りをみんなでやることからはじめよう。
それがオーナーシップを育てる。
その後に、お互いを知る活動、チームワークを高める活動に入ろう。
1時間限定でどこまでできるか!

・図書コーナー
・作家コーナー
・パソコンコーナー
・文具コーナー(給食含む)
・下駄箱、ロッカーなど個人スペースの割り振り
・先生コーナー


ステキな1日でした。
さあ、読まなくちゃ行けない本がたまっている。
これから読書タイムに入ります!!

明日の教室の写真にこうご期待。