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いわせんの仕事部屋

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子どもからの痛烈なフィードバック

今から8年前。ボクが36歳の時。学級の子どもたちに「岩瀬の改善点」をフィードバックしてもらったことがあります。その時の痛烈なフィードバック。 ・全員を見るってことかな。静かな人も、楽しい人も、悩んでる人も、うるさい人も、みんな平等に。たぶんま…

おもしろがろう

せんせいになっていくせんせいでいるということはどういうことだろう?本当はとってもシンプルで、「おもしろがること」。人をおもしろがり自分をおもしろがり世界をおもしろがりことがらをおもしろがり一緒におもしろがる。見えている世界はほんの一部だと…

学校における「主体性」をちょっくら考えてみる。

前回は、アクティブ・ラーニングの土台としての「安心・安全な場」についてまとめてみました。アクティブラーニングの視点として①対話的②主体的で③深い学びがあげられています。今回は「主体性」について考えたことをメモしてみたいと思います。 ところで主…

安心・安全な場。:付け足しあり。

文科大臣から2016年5月10日に「教育の強靭(じん)化に向けて」というメッセージが出されました。 教育の強靭(じん)化に向けて(文部科学大臣メッセージ)について(平成28年5月10日):文部科学省 ニュースでは「脱ゆとり宣言」!のようにセンセーショナ…

ゴールデンウイーク最終日だし、カードゲームでもつくろう。

いよいよゴールデンウイークも最終日。悲しい。今日は仕事していて疲れました・・・ちょっと休憩。 こんな日はオリジナルカードゲームでも作ろう。 黒板の字が汚いのはともかくとして。 まずは、100円ショップ等に売っている「白いカード」をたくさん買い…

学級を考える3冊。

学級経営とは何か? 学級とは? を考える補助線として3冊紹介。 1冊は、これ。 <学級>の歴史学 (講談社選書メチエ) 作者: 柳治男 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2005/03/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 3人 クリック: 33回 この商品を含む…

アンラーン

この4月から4人の先生の「振り返りを読んでフィードバック」を続けている。『みんなのきょうしつ』のようなやりとりをしているわけです。 みんなのきょうしつ 作者: 岩瀬直樹,中川綾,西原理恵子 出版社/メーカー: 学事出版 発売日: 2015/10/13 メディア: …

教室前面掲示物は最低限に・・・?

「教室前面は子どもの注意がそがれないように掲示物を最低限に抑えましょう。」 これがユニバーサルデザインだ。うんうん。そうかそうか。・・・・・でも。ずっと違和感が残っていた。なんか違う気がすると。今日ちょっと言葉になり始めてきた。 そもそもこ…

GWには「きょうしつ」を考えてみよう。

『きょうしつのつくり方』(旬報社)。昨年出版した絵本です。 きょうしつのつくり方 作者: 岩瀬直樹(原案),プロジェクトアドベンチャージャパン(PAJ),荻上由紀子,苫野一徳,寺中祥吾 出版社/メーカー: 旬報社 発売日: 2015/11/16 メディア: 単行本 この商品…

意欲格差。

先日の新聞には、全国学力状況調査の問題が載っていた。まだざっとしか見ていないが、国語に関しては国語教育の潮流の変化を実感する問題群だった。端的に言えば実用主義。それにしても悉皆の意味はあるのだろうか。悉皆の結果起きていることに目を向けたい。…

パートナーにできないことは、学校でやっちゃいけません。

「会社の偉い人で、『若手を鍛える』という人がいますよね。 でもね、それは会社でやる前に家でできることなのかどうか、って思うんですよ。 パートナーにできないことは、会社でやっちゃいけません。」 ライフネット生命CEO、出口治明さんの言葉。(アエ…

不安とエンドユーザーと自分。

人は不安が高まると、エンドユーザーが自分になってしまう。なぜか。「自分の不安を取り除きたい」と、自分の優先順位が一番になるから。他者に攻撃的になったり、自分を卑下したり、逃げ出したくなったり、言い訳したくなったり。そして真のエンドユーザー…

忙しいからこそ「まじめに対話」。

学年での対話を増やす。学年スタート。この時期はどうしても事務的な会話が多くなります。新学期の準備、教材選び、校務分掌……それも大事大事。でも。学年が一つのチームとしてスタートした今だからこそ、お互いのことを知り合う時間をとりたい。たとえば遠…

マインドセット眼鏡

キャロル・S・ドゥエックのベストセラーの新訳版がでました。 早速購入。新訳読みやすいです。 マインドセット「やればできる! 」の研究 作者: キャロル・S・ドゥエック,今西康子 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2016/01/15 メディア: 単行本(ソフトカバ…

書評いただきました

学校教育以外の方にとりあげていただけてちょっと嬉しい。 news.livedoor.com

振り返りジャーナルを深めるには。

ボクはちょんせいこさんと提案をはじめた「信頼ベースの学級ファシリテーション」の中で、「振り返りジャーナル」を提案しています。 よくわかる学級ファシリテーション?―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる) 作者: 岩瀬直樹,ちょんせいこ 出版…

「中」と「外」

「外」は居心地がいい。利害関係がないから。 教室の姿も、自分も、美しい姿で勝負できるから。 「中」はそうはいかない。利害関係があるから。自分の等身大で勝負するほかないから。 外に出ることを「一歩踏み出す」と表現するならば、踏み出し続けるのでな…

たった1枚の写真から

教員1年目。 池袋の書店で『9日は学級記念日です』という本を手に取りました。 1993年の出来事です。すげー前だな。おっさんになったなあオレ(涙)。 9日は学級記念日です (シリーズ・ドラマのある教室) 作者: 園田雅春,灰谷健次郎 出版社/メーカー: 明治図…

新刊でました。ボクなりの『働き方革命』。

新しい本が出ました。 成果を上げて5時に帰る教師の仕事術 作者: 岩瀬直樹 出版社/メーカー: 学陽書房 発売日: 2016/01/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る タイトルが大げさですが(汗)、ようは 「日常を大切にする働…

知らない町。

仕事柄、車で遠出することが増えた。 ナビを頼りに初めて行く町へ向かう。 時間に余裕を見て出発するので、目的地が近づいてきても1時間ぐらい時間があることも多い。 そんな時、ボクはナビの案内を取り消し、初めての町の中をゆるゆるとドライブする。 で…

学習の個別化

学習の個別化について、そろそろ覚悟を持ってまとめなくちゃなと思っています。 教育誌の原稿には、「公立小学校だからこそ学習の個別化を」で、 いちど概略をまとめました。 授業づくりネットワークNo.19―格差と授業。 (授業づくりネットワーク No. 19) 作…

今、45歳でしょ。けっこう後半戦なわけで。 オレ若い! 若手で実践のブレイクスルーを担うのだ! なんて思っていたのに、 あっという間に頭に白いものが混じるオヂサンになったわけで。 小さな段差につまづいて、手首の軟骨にひびが入るのも当たり前なわけで…

汎用性をかんがえる。

「やり方」が大事か、「あり方」が大事か。という問いにぶつかることがあります。どちらだと思いますか?「やり方」って大事だけど、魂のない「やり方」なんてなあ。「あり方」って大事だけれど、やり方のないあり方なんて精神論みたいで役に立たなそう。等…

当たるヨロコビ

なんといいますか、世の中、適度に当たったり、適度にはずれたりするからいいんだなあと思います。みんな大吉のおみくじなんか、きっと誰もひかない。不謹慎な例でした。そのリスクの度合いと、当たった時のヨロコビは、ほどほどに比例しているんじゃないか…

まず聴く。

業間休み。 いつもの「サッカー大好き隊」は外に飛び出していきます。 窓から眺めると楽しそうにサッカーをやっている光景。 あと5分で3時間目の授業が始まる時間となりました。 低学年の子たちは先生に言われているのか、早々に教室に戻っていきます。 ボク…

「もう、それを私が贈る番だと思う。」

よいフィードバックとはなにか? 谷澤さん(くみ)のブログから新年早々、深く考えるきっかけになった。 「贈る番」。 そうなんだよなあ。 ボクも共に研究していこうと思う。 リフレクションとフィードバックはセットだからな。 ボクたちの世代のミッション…

ピンチはチャンス。

教員の世代交代が急速に進んでいます。 団塊世代の大量定年退職によって、都市部を中心に若い先生がすごい勢いで増えています。横浜市では毎年1000人規模で初任者が増えています。 学校を支えるミドル層(30,40代)が極端に少なく、大量の20代と50…

1年お世話になりました。

今年1年大変お世話になりました。 1年のスピードが、年々上がっている気がします。年をとったせいでしょうか。そうに違いありません。2015年も大変お世話になりました。年賀状を出すことをやめるようになって6年目になりました。この個人的なつぶやき…

【まだメモ書き】管理職になりたい人が減っている。

【思考のための思いつきメモ】 管理職になりたい人が減っている。 都市部では特に深刻で、ボクの妹の勤務する大阪市では、 すべての学校から1人は教頭試験を受験させるような指導をしているそうだ。 (ひえー) 東京都でも管理職試験の倍率が平成19年から2倍…

幸せなコミュニティをつくるには

小説『ギヴァー』でブッククラブをしたときのある子の言葉。この授業での問いは「平和で幸せなコミュニティをつくるには?」でした。自分の意見があって、それはあってるかもしれないし、間違ってるかもだけど、それがあってるかどうかは自分で決めるのも大…

教育における「出会い」と「機会の繰り返し」

うちの娘は、毎週金曜日に学校から絵本を借りてきて、毎回音読してます。お客さんがいると想定しての「エア読み聞かせ」も。おかげで初見でもかなりうまく読めるようになりました。 毎週図書室で本を借りる時間を作ってくれている担任の先生に感謝だなあ。 「…

新刊がついにでました!

ついについに新刊が出ました。 きょうしつのつくり方 作者: 岩瀬直樹(原案),プロジェクトアドベンチャージャパン(PAJ),荻上由紀子,苫野一徳,寺中祥吾 出版社/メーカー: 旬報社 発売日: 2015/11/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ボクの学級を…

一休み

激しい脱力感に襲われている。昨日の「オランダ・イエナプラン教育専門家招聘研究大会」でのプレゼンテーション。 2012年のオランダでの研修でのボクの先生、ヒューバートさん、フレークさん。 そして、ボクが最も理想的な学校だと考えている小学校の校長リ…

なぜ「教室リフォームプロジェクト」なのか。

教室リフォームプロジェクト。 これまでも何度も記事を書いてきました。 iwasen.hatenablog.com iwasen.hatenablog.com iwasen.hatenablog.com iwasen.hatenablog.com なぜこんなに「教室リフォームプロジェクト」にこだわってきたか。 このプロジェクトを思い…

自由学習プロジェクト

授業ってついつい「お勉強」になってしまう。 学びって本当はもっと自由なはず。 というわけで子どもたちと行った「自由学習プロジェクト」。 自分がワクワクすることならなにをやってもいい! という時間です。 学ぶを遊ぼう! 学級通信を転載してみます。 …

スマホ禁止デー

ああ、わかる。 ついつい触っちゃう。 これ、依存症だよね。 というわけで、僕の大好きなHP、「ほぼ日刊イトイ新聞」にあやかって、 ボクも明日1日禁止デーにします。 このページをご覧の皆さんもやってみませんか? どんなことがおこるのか? 楽しみなよ…

我が子や小学校で、一緒に読んだり読み聞かせしたりしてきた絵本50冊 パート①

さて、今日は「我が子(3人います)や小学校で読み聞かせしてきた本」をあげてみたいと思います。 前回の読み物50冊以上に好みが分かれること必至。 あくまで「ボクが好きな絵本」です。 知らない素敵な絵本は山ほどあるんだろうなあ。 20分に限定して思いつ…

子どもの声を聴く。

産業化時代の学校には、現代社会にある他のどんな制度にも見当たらない一つの構造上の盲点がある。この盲点は、学校システム全体がどう機能しているか、振り返って意見を言える唯一の存在が発言権をもたず、変革を導く意味あるフィードバックを与える権力を…

わたしの50冊とあなたの50冊。

先日のエントリー、 小学校高学年に読んでほしい50冊。いや、「子どもと一緒に読みたい本」。 ニュースアプリとかにもしらない間に取り上げられていたようで、 フェイスブックのシェアも5000を超え、 はてなブックマークも1000を超え、と 何とも恐ろしいこ…

書評ありがとうございます。

仲山進也さんが拙著の書評を書いてくださいました。 みんなのきょうしつ 作者: 岩瀬直樹,中川綾,西原理恵子 出版社/メーカー: 学事出版 発売日: 2015/10/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 仲山さん。楽天大学学長です…

小学校高学年に読んでほしい50冊。いや、「子どもと一緒に読みたい本」。

教職大学院のある院生に、 「先生の鉄板の50冊はなんですか?」と聞かれたので、 今思いつく範囲で、 「岩瀬版 小学校高学年に読んでほしい50冊」を独断と偏見で選んじゃいます。なお、順不同です。 子どもたちに 手にとってほしいなあ。 選書のポイント…

今週金曜は「教師教育学」を一気に読む。

今週金曜日の「カリキュラムデザイン」の授業では、院生の皆さんと、 2コマ連続で『教師教育学』を一気に読みます。 教師教育学―理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ 作者: フレットコルトハーヘン,Fred A.J. Korthagen,武田信子,今泉友里,鈴木…

よい文学は子どもに世界での居場所を与える

今日の朝日新聞は、リンドグレーンの特集。「よい文学は子どもに世界での居場所を与え、子どもの心の中に世界を想像する」とは彼女の言葉。ボクたち大人は子どもに文学を届けなくては。それは大人の責任だ。「遊んで遊んで "遊び死に" しなかったのが不思議…

バタバタと。

忙しい1週間で、バタバタとしているうちに過ぎてしまいました。 水曜日は、西東京市立栄小学校の校内研修へ。 甲斐崎博史さんの勤務校。 甲斐﨑さんの授業を見せていただいたり。さすが。圧倒的でしたよ。 甲斐﨑さんの教室にいたトトロ。 3年生で飛び込み…

書評をいただきました。

尊敬する実践家、高橋さんから書評をいただきました。 ボクたちの教室は似ている、と何人もの人から言われていました。 その高橋さんからどう読まれるだろう?と正直緊張していました。 nao-taka.hatenablog.com 12月に高橋さんの教室にお邪魔します。 「…

見守るというフィードバック。

ついついボクらは、「ほめること」で人を動かそうとしてしまう。娘が小1の頃。近くの公園の遊具に二人で行きました。「お父さん見ててね−!」と言って、登ったり、降りたり、すべったり、ぶらさがったり。最初の頃は何度もこちらを見て、目が合えば、ニコッ…

シンプルに。

「教育」って本来もっとシンプルなもので、学校ももっとシンプルなものなのだと思う。 細かく分けて、それぞれ蛸壺的に深めて、それを足し算してもダメなんだ。 大人になっていくこと、学び手になっていくことってもっとシンプルなんじゃないか?

人がうれしいことって

普段仕事をしているときは、ついつい、 「明日にすぐに役立つ本」 ばかり読んでしまいがち。でもやっぱりそれは残念なことです。自分のために読書をするのは大事だなあと思います。 例えば。ボールのようなことば。 (ほぼ日文庫)作者: 糸井重里,松本大洋出版…

本を小脇に抱えて生きていく。

本を読んで対話すること。 ストーリーを媒介にして他者と語り合うことで、普段の会話とは違う深まりが出ることがある。 間に挟むストーリーがとても重要。 それはきっとリフレクションの時間でもあり、あるストーリーを媒介にすることで、自分の経験と照らし…

『きょうしつのつくり方』前書き。

この絵本。 ぜひリフレクション(振り返り)や対話のツールにしてみてください。 自身の子供時代や、お子さんが通われている教室や、自身が通っている教室や、担任している教室や学校を思い浮かべながら、共感すること、違和感を感じること、気づいたこと、…